旅立ちから134日
カイロに着いて2日目。
早速街なかを観光したいところですが、
今日はカイロにあるインド大使館へ行きます。
というのもエジプトの次にインドに行く予定で、
事前にビザの申請が必要なためです。
インド大使館の詳細の場所を調べ、ホテルから歩いて行くことに。
だいたい30分ぐらいの距離だが、
途中で道路を横断しなければならないところがあり、
渡るのが大変。信号はもちろん無し。命がけで渡ります。
市内を流れるナイル川の対岸にインド大使館があります。
インド大使館の玄関に到着し、ビザ申請の目的を伝えると、
いかにもやる気のなさそうなスタッフが無言で、メモを渡してきた。
何か?と聞くと、ここではビザの申請ができないと言っている。
メモに書いてある住所にビザ申請のオフィスがあるので、そこへ行けとの事。
わざわざインド大使館のホームページ見てきたのに・・・
ビザの申請が別の場所なら、そういう案内はホームページでしておけって感じ。
まったく面倒くさい。
ちなみにネット情報によると
インドビザは取得するのに何かと苦労することがあるらしい。
窓口のスタッフの機嫌次第で、必要以上に時間が掛かったり、
またある日本人は、ビザを取得したものの、
スタッフの対応の悪さを指摘したところ
ビザがキャンセルされり・・・
とにかく、下手(シタテ)に出るしか無いらしい。
という情報はさておき、
しかたなくメモの住所へタクシーで移動。
タクシーに乗るときも、ぼったくりしそうな、
途中で車が崩壊しそうなのは避けて乗車。
(インド大使館のビザ申請オフィスの近く)
タクシーを降りてからも、散々いろんな人に聞いて、
何とかそのオフィスに到着。
またもや、やる気のなさそうなスタッフでしたが、
無事申請が出来ました。「1週間後にまた来てね」と言われた。
やれやれ。
午後は、市内を散策しつつ、
エジプトの南、ルクソールやアスワンの古代遺跡を巡り
ナイル川のクルーズ付きのツアーに参加しようと、
いくつかの旅行会社へ行って、内容等を比較してました。
4つぐらい旅行会社を回って、
大体のツアー内容と値段の相場が分かってきたところで、
とりあえず安いところに申し込み。
実は泊まっていたホテルでもツアーを紹介されていたが、
値段が高かったのでそれは断った。
ホテルのスタッフ曰く、街なかの旅行会社や声を掛けてくる人は
詐欺が多いから止めたほうが良い。そして、売り込まれた場合の
「いらないです」というエジプト語まで教え込まれていた。
でも、なんだかんだ言って、そもそもホテルの人が信用できない。
何かにつけてホテルで紹介する高額ツアーに参加させようとするし・・・。
いずれにしても、エジプトでは買い物するときですら、
値段が付いてないことがほとんどで、
(昔ながらのアラブの交渉事や商習慣らしいが、というかただのぼったくり)
コーラ1缶買うのにも騙されないかと苦労する。
平気で2、3倍の値段を言ってくるし。
結局、申し込んだツアーは「4泊5日のナイル川クルーズ」
ルクソール・アスワンへの往復航空券
5つ星のホテルに泊まりながら船で移動、船内では3食のビュッフェ付き。
というもので二人で6万円なり。エジプトにしてはかなり高額ですが、
5つ星のホテルなんてなかなか泊まれないし、たまには贅沢OKでしょ。
ただ、ツアーの内容確認が大変だった。
旅行会社のスタッフがパンフレットを用意しているわけでもなく、
ツアー内容をメモ用紙に汚い字で書いているだけ。
スタッフは片言の英語で、説明が分かりにくいし。
しかも発行した航空券の名前の部分で、りんの名前が間違っているし・・・
(普通、航空券とパスポートの名前が違うと、飛行機に乗せてくれない)
私たちが再発行を頼んでも、エジプトだから大丈夫!と言って
取り合ってくれないし。
もしかしたら、飛行機でルクソールに着いたら、誰も迎えに来ず、
(迎えに来るスタッフの携帯番号はもらったが)
ツアーそのものが架空のもので、詐欺られる可能性も十分にあるし・・・
信用のまったく出来ない相手と交渉するのは兎に角大変でした。
そんな感じで、
どうもエジプトに来てからずっとイライラしている。
ちょっとした買い物や、タクシーでの移動、道路を歩くだけでも一苦労。
アラブ人との格闘の連続です。
- Oct 28 Wed 2009 23:31
アラブ人との格闘
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