旅立ちから36日目
昨日は遅くまでキャンプファイヤーをしていたので、
煙くさい自分に気づきながらの起床。
普段よりもだいぶ早く目が覚めたので、
出発前に少々外を散歩しようとりんを起こした。
宿からすぐのところにハイキングトレイルがあり、
1時間ほどでHidden Lakeに行けるとの情報あり。
どんな湖なのか気になり早速出発。
ちょうど昨日の夜、このトレイルの入り口辺りに
ムース(鹿の大きいバージョン・馬ぐらいの大きさあり)を見たので
他にどんな野生動物が見れるのか楽しみ・・・というよりは、不安。
ここの国立公園の野生動物と言えば、「熊」
熊に注意の標識やらパンフレットを見ていたので、やはり怖い・・・。
しかも朝一番でまだ誰も外を歩いていない。
なるべく、音をたてながら
りんと大きな声でしゃべりつつ、Hidden Lakeへ
熊の好物と思われる、ベリーや小さなイチゴの実などが
生い茂っていて、いかにも熊が出ます
という小道を歩くこと1時間。
ついに森の中に湖を見つけました。
Hidden Lake。
その名の通り隠された湖。
鳥の声もない、静けさに驚きつつ、
あまり時間をかけずに、すぐに戻ることに。
だんだん日が昇ってきて、体もあったまったので
ようやくホットしながら宿へ戻れました。
さて朝の散歩も終了し、一緒に旅をしている
韓国人男性とドイツ人女性とも合流し出発。
車を走らせること1時間
途中、Lake Luiseへ立ち寄り。
あまりに観光客が多く、綺麗な景色だが
感動も控えめ。
休憩で飲んだコーラが一缶3ドルとしっかり観光地価格になっていることに
文句を言いつつ、
目的地カルガリーに到着。
カルガリーはそこそこの大きさの都市。
親戚に会う約束をしていた韓国人男性といったん別れてから、
さてカルガリーで何をしようかと・・・
途方に暮れる。
住みやすい都市だろうが、観光するところは特にない。
ということで、ドイツ人・私たち3人で意見が一致し、
ロッキーの国立公園でもっと時間を過ごそうということになった。
なんといっても国立公園に居れるのはこの1週間しかない。
という話を韓国人男性に伝えたが、
元々の予定では、
2日後に彼をピックアップして一緒にバンクーバーへ帰る予定だったので、
彼の予定が崩れ、気分も崩れたようだ。
私たちも、彼がカルガリーの町から国立公園までバスで行ってもらい
その後に合流し一緒に帰るという方法を提案し、
彼のバス代をみんなで分けるとの事を伝えたが
結局だめだった・・・。
それまでのレンタカー代金/ガソリン代を日割り計算して、
精算をすませてから別れることに。
なんとも後味の悪い別れでした。
彼自体はとても良い人なのだか、最後は少々残念。
でもまた、韓国とか日本で会いたいと思う。
ということで、カルガリーではコーヒーを飲んだぐらいで何もせず、
写真も一枚もない。
次回早速、ロッキー山脈の国立公園へ戻ります。(by じゅん)