DSC_1202.jpg

Alhambra宮殿を参観してから、ホテルに戻り、荷物を引き取ったあと、
バスでマドリードに戻るためにグラナダ駅に向かうつもりだった。
グラナダ駅に行く方法は、まずミニバスに乗り、そしてダウンタウンで33番バスに
乗り換える。ミニバスまでは順調だったが、ダウンタウンで33番バスに
乗りかえようとしたら、いくら待ってもバスが来ない。反対方向のバスが嫌がらせで
何台も来るが。バス停にはグラナダ駅までに行く大荷物を抱えた人がいっぱいで、
皆いらいらする様子。30分近く待ち、やっとバスが来たら、全員一斉にバスに
猛ダッシュ。殺気が肌で感じて非常に怖い。30分のろのろ走ったらやっと駅に
着き、乗るときと同じく皆スーツケースを引っ張りバスから飛び降り、
死ぬ勢いで駅に突進。まるで戦争のとき誰かが先頭で「いけっ!」と叫び、
それで皆一斉に猛突進する決死隊みたい。とにかく駅についたらすでに
午後4時位なので、とりあえずチケットを買いに列に並ぶ。

元々は5時出発のバスが理想だったが、満員なので6時になった。
なんとこの週末は三連休か何かの休みらしく、全スペイン国民が帰省や観光する
らしい。6時半位になりやっとバスが来たが、乗ってからうちらの席に他人が
座っていて、ダブルブッキング状態。
ほかの席に座ってみても追い起こされ、最後、うちらと一人の
スペイン人のお兄さんは、ほかの人と比べ凶暴さが足りないため席がないはめに。
スタッフに相談しようと思ったらなんどバスはそのまま発進。
スペイン人のお兄さんが一生懸命スタッフに説明しても、分からない
みたいで、なんと道端のガソリンスタントにバスを停めてうちらを降ろした。
「駅まで自分で歩いて戻って、チケット売り場のスタッフに聞いてみたら」と言われた。
三人はその場でぼーとし、絶句した。

三人で十数分位歩いて駅に戻ったら、さっそくインフォメーションカウンターに。
優しいスペイン人のお兄さんがうちらの分も交渉してくれたが、バス会社の人はどうやら
わからない・気にしない・相手にもしないような態度だった。最後は7時も8時も
満員なので、9時のバスの席をアレンジしてくれた。そしてクレーム申告書みたいな
フォームを渡され、不満があれば書いてもいいが、何か賠償してくれるとは保証しないらしい。
とにかくスペイン人のお兄さんが交渉してくれて本当に助かった。インフォメーションカウンター
のスタッフは英語がわからないし、それに彼らの態度からみると決してうちらのことを
相手にしないに決まっているし、いつになったらマドリードに戻れるか
知れたものではない。お礼を言うほかに、暑くて乾燥した日にこんなにも長い時間
スタッフと格闘しているし、喉も渇いただろうと思い、待ち時間でコーラを買ってきた。
最後、彼にちょっとした気持ちだと伝えコーラを渡し、お礼を言ったあと、それぞれ
9時まで時間をつぶそうと頑張ることにした。

午後4時バスに乗ったら10時にはマドリードに着く予想だったが、出発が9時になったので
夜中3時に着くことに。まさに呪いでも掛けれらたような気分。
マドリードのホテルを予約してあるので、12時位着くと思ったとき一度電話したが、
そのときホテルのおばさんは既に切れ気味で、クレジットカード番号を伝えたら
やっとしぶしぶ部屋の保留を約束してくれた。その後予定再変更のため、
もう一回電話しようと思ったら、残高不足か掛けられなかった。とにかく
バスが順調にマドリードに着き、またおばさんは部屋を保留してくれることを
祈るしかない。

バスはふらふらマドリードに着き、うちらもふらふらでバスから降りた。タクシーを
捕まえ急いでホテルへ。途中なんと、夜中の3時に公共のバスが運行しているのを見かけた。
本当にイカれた都市。ホテルに着いたら当番したのは二人のおじいちゃん。
(眠れない年寄りかな…)少しスローペースのチェックインを済まし、
この怖い旅路がやっと終わり、うちらもやっと落ち着いて寝床につける。

arrow
arrow
    全站熱搜

    junlin82 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()