旅立ちから125日
イスタンブールに来て4日目、体調が回復してきたので
ようやく観光することが出来るようになった。
ということで、向かったのはイスラム式の豪華宮殿「トップカップ宮殿」。
中に入ると、イスラム式の模様が。
芸術的な模様。
これまでヨーロッパのキリスト教の絵画・彫刻などに
見飽きた私たちはにはとても新鮮でした。とくにイスラム教は
偶像崇拝が禁止なので、人物像などがなく
すべて幾何学的な模様になっている。
かつてはイスラムの王たちがこの宮殿で政治行ったり、
財宝などを保存していたようで、金銀のお宝が多く展示してある。
宮殿からの眺めも良い。
見ごたえ十分の宮殿でした。
続いて向かったのは「アヤソフィア」。
普通のモスクとは少々デザインが異なる。
元々はビザンツ帝国時代に建てられた大層立派な
キリストの教会であったが、東ローマ帝国、
のちにイスラム世界の支配下になると、
この建物をイスラム式のモスクにリフォームしたそうです。
建物の中も同様に、ビザンツ帝国時代のモザイク画の装飾を
イスラム式の幾何学的模様に塗りなおしている。
ただ一部のモザイク画は、
その芸術的価値が評価され、
偶像崇拝が禁止のイスラム時代に、
パネルで隠され、ひそかに保存されていたそうです。
キリストとイスラムの融合が味わえ、歴史を学べる
とても面白いところでした。
左;ビザンツ帝国のキリスト教時代 右;イスラム時代
そして観光スポットから抜け出して街中へ。
途中、気合の入った焼きトウモロコシの売り込みをスルーし
巨大なバザールに到着。
お土産・衣料・食料・生活品など何でも揃っている。
ドンキ・ホーテ並みに天井まで陳列してある商品は見ごたえ十分。
見ごたえが十分過ぎて、買う気持ちにはあまりならないが・・。
シルクロードのヨーロッパとアジアの交差点として、
昔から各地の商品が集まるにぎやかなところだったようです。
よくあるレストラン。
羊や鳥肉などをトマトで野菜と一緒に煮込んだ料理が多い。
味は基本的に美味しい。
お皿に好きなものを一品ずつ盛ってもらう。
物によるが、一品6~10リラ。400~700円
プラスご飯が3リラ、200円ぐらい。
ただお皿は結構小さいのであまり安くない。パンは無料。
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