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旅立ちから136日

ナイル川クルーズの旅に出て2日目、
午前中はルクソール東岸のカルナック神殿へ行きます。

実はナイル川のクルーズ旅行といっても、
初日は船は一切移動せず、ルクソールに停泊したままで
翌日の昼過ぎに出発するスケジュールになっている。

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朝は、船内のビュッフェでお腹を満タンにしてから出発。
船が停泊してある場所からお寺まで10キロほど離れているので、
近くで待ち構えているタクシーで移動することに。

タクシーに近づくと、待ってましたとばかりに早速おっさんが声を掛けてきた。
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イライラの値段交渉がスタート。
お寺までの往復の移動と、見学中は現地で待ってもらうという約束で、
運転手は130ポンドと言ってくる。

こちらは「50ポンド(約800円)」と繰り返し言うと、
運転手はエジプト人を馬鹿にしているのか!?
誰がそんなに安く運転するんだ、お前達は頭がおかしい!
みたいなことを言ってくる。

じゃあ「別のタクシーで行くからいいよ!!」と言って立ち去ろうとすると、
ちょっと待って、じゃあ100ポンドでいいよと、あせりながら言ってくる。
こちらは、100ポンドは高いから別のタクシーでいくと言う。
それでも、運転手は待って待ってと必死で追いかけてくる、
別のタクシーは危ない、お寺ではタクシーが全然いない、
お寺までは遠いからガソリン代が高い、私は自分は家族がいて安心
などなど・・・。
考え付く理由は何でも言ってくる。

運転手が散々主張しまくってから、
それでもこちらが「あっそう」とあっさりした顔で
立ち去ろうとするので、ついに諦めて最終的には60ポンド(960円)になった。
(実際に相場的には40ポンドぐらいの気がするが・・・)

大体15分ぐらいでカルナック神殿に着いた。
それにしても、外は暑い。11月になろうかというのに、
空は青が濃く、日差しがギラギラしている。
35℃はあるか・・・。

遺跡の入り口には、大体セキュリティーがあって、
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金属探知機!?らしきゲートをくぐって入場するのだが、
見た感じこの探知機壊れている。

遺跡の中に入ると、取りあえず暑いので日陰を伝って移動しながら見学。
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「スフィンクス参道」

横には、スフィンクスの石造が何体も並んでいる。
ちなみにスフィンクスの頭部は、
ファラオを守護するアメン神の分身である牡羊。 DSC_0844.jpg

次に「大列柱室」
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この遺跡は他のと比べて見ごたえがある。
神殿の柱の一つ一つが大きく、柱の外周は6メートル以上あるらしい。

柱には、レリーフとヒエログリフの彫刻がはっきりしていて、
一部彩色も残っている。
塗料もうっすらではあるが、塗られているのでカラフルで綺麗。


そして、このオベリスク。
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「トトメス1世!?のオベリスク」
建造中のものから、実際に建てられているものまで、
そのまま残っている。
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エジプトの遺跡に、
迫力と歴史に大感動!!

と言いたいところですが、
気持ちを油断して歩いていると、危ないです。

ボーっと立っているアラブのおっさんをよく見かける。
うっかり近づくと、遺跡の案内とか勝手に始めてくる。
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私達は面倒くさいのであまり近づかないようにした。

早速ここに被害者あり。
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アラブのおっさんに案内をしてもらっている観光客。
銃を持った警備のおっさんも交えて、案内しながら、
お金(チップ)を強要する。エジプト流の観光案内。

ここにも、
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またそこにもお腹の出たアラブのおっさんが観光客を待っています。
ツアー以外で行く人は、こういう人にあまり近づかないように!!

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