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旅立ちから98日目

昨日、プラハからバス+電車で
(DBサイトで予約;一人29ユーロと安い)
大荷物を預けてあるフランクフルトに移動した後は、
フランクフルトの田舎空港からロンドンへ移動します。

今回は「RYANAIR」という格安(悪質!?)な航空会社を利用。
フランクフルト-ロンドンが片道ひとり38ユーロほど。
空港は、フランクフルト国際空港からバスで1時間半離れた田舎に
倉庫と滑走路があるようなところ。
もちろんターミナルから飛行機への移動は徒歩でした。
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飛行機が車の駐車場みたいに並んでいる。

ちなみにこの「RYANAIR」なかなか詐欺くさくチェックインのときに
カウンターと喧嘩しました・・・手荷物のルールわかりにくいので。

私たちは世界旅行ということでそれなりに荷物が多く
(通常は預ける荷物は一人一個で15kgまで10ユーロ
 手荷物は規定サイズ内で10kgまでとのことでした)
事前にインターネットで10ユーロの追加料金を払い、
預ける荷物を1個分追加していた。
実際にそれぞれ15kgの3個の荷物、全部で45kgを預けるつもりでいた。

しかしカウンターへ行くと、
「では、荷物が制限をオーバーしているので、
 追加料金189ユーロのお支払いをお願いします」とのこと。
こちらは「はっ」と思い
「10ユーロの荷物追加料金を事前に払っているだろ」と言うと、
カウンターのおばさんは、
「10ユーロの追加料金は荷物の”個数”の追加であり
 おひとり様15kgの”重量”は変わりません。
 追加料金15Euro/kgなので、お客様の場合は12.6kgオーバーで
 15Euro×12.6kg=189ユーロになります」
 とのこと。

思わず、日本語で「バカヤロウ!!」と言ってしまった。

「こんなの詐欺だぞ!!一人分の荷物の追加料金を払っているだろ。
 あきらかにそんな分かりにくいルールはサイトにも書いてなかったし」
 としばらく喧嘩。

なんではるばる苦労して田舎の空港に早朝に来て
しかもチケットは一人38ユーロなのに、チケットの5倍以上の
金を払わなければいけないんだ!!怒り爆発。まったくありえない。

とにかくこんなに詐欺臭い航空会社に
1円たりとも追加の料金を払いたくないので、
とりあえずカウンターのおばさんには「出直してくる」と一言伝えた。

早速カウンターの後ろで、荷物の整理を始めた。
しかし1kgあたり15ユーロの追加料金では
基本的に私たちの荷物の場合、
「捨てた方が安い・・・」

ということで、
まずヌテラのジャムと靴を一足捨てた。
他、細かい物は食べたり・飲んだり・捨てたり。
次に”荷物として運ぶのはNG”なので、
服などは”身に着けて運ぶ”方法に変更。
昔の着物の十二単(じゅうにひとえ)にならって、
ズボンを2重にはき、上着も重ね着し、
ぶくぶくに太った格好で、暑くて汗だらだらにも関わらず、
ジャンパーは後で着るということで手に持って無理やり荷物を減らした。
こんなに服を無理やり着たりしている姿は、
さぞかし恥ずかしく目立つのかと思いきや、
同じように荷物を広げて格闘している人がいたので安心した。

結局預ける荷物は2つで30kgに抑えて、
もう一つの荷物は無理やり手荷物ということにした。

そして再度カウンターへ
荷物を計量すると、ぎりぎり30.5kgで追加料金なし。
とりあえずチェックインはOK.
カウンターのおばさんも少々驚いて(引いて)いました。
さっそく私たちは、
「預ける荷物を2個に抑えたので、1個分の荷物追加料金10ユーロを返せ」
と言うと、
「こちらではお金の返金等はできないので、別のカウンターへ行けとのこと」
しかし別のカウンターでも、返金してもらえず、
苦情の内容を「RYANAIR」宛てにファックスを送ってくださいの一言。
このファックス、面倒くさいので今のところ送っていません・・・。

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ロンドン空港へ無事に着陸した時に、なぜかみんなが拍手していた。
やっぱり相当あぶない飛行機だったのか・・・。
たぶん二度と利用しないけど。

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